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ブログ 2012年6月アーカイブ
某高級レストランにて。
先日久しぶりに、本当に久しぶりにレストランに行きました。
基本僕がレストランに食事に行くということは極めてまれです。知り合いの店に行くこともあまりありません、どうしても自分が作れる物を高い金額出して食事に行きたいと思わないので。。。
結論、正直あまり感動はありませんでした。よくあるフランス料理で、すごく美味しいわけでもなく、すごく目新しい物があるわけでもなく、すごくサービスがいいわけでもありませんが、内装はなかなかゴージャスな感じでした。
で、パチリ。
こちらのレストランは以前から内装が非常にバブリーなことで有名です。この内装の写真でわかる方はきっとレストラン通ですね。
シャンデリアがなんかうちの店に似ているなーと思って撮った一枚です。うちの店は夜景がウリなので雰囲気はうちの店とはだいぶ違いますが、料理内容だけで考えれば贔屓目なしにうちの店のほうが良いかと。値段とクオリティ、ともに上いってるなと思いました。
せっかくレストランに食事に行くのですから、何か新しい物を得てきたかったのですが、あまり見つからず。。
ただ、サービススタッフの動きだけ見ればサービスは良いと思いました。料理やワインの知識は豊富で、温かい料理は温かく、スピーディーにサービスできているなと。高級点はそういう意味ではやはりすごいですね。
VANITY LOUNGEもレストランタイム、がんばらねばと思います。
(VANITY) 2012年6月11日 19:50
クロカンノワゼット
Croquant de Noisette・・・かりかりしたヘーゼルナッツという意味です。そんな名前の小さなお茶菓子です。
この小さな、若干不細工なお菓子がそうです。w
ですがこの見た目とは裏腹に、このかりかりとした食感がめっぽう旨い!!粉の配合が極めて少なく、糖分の多いこの生地は、焼くことにより若干キャラメルがかったようになります。このキャラメル風な生地のかりかりとした食感と、ヘーゼルナッツとアーモンドのかりっとした食感は万人受けするはずです!
ヨーロッパのとある有名なお菓子屋さんのレシピを忠実に守っています。初めてこの菓子を食べたときに、こんなおいしい物が日本以外にあるんだと思いました。正直自分の口に合う物は日本にしかないと思っていたので。。。
3800円、5000円コースのプティフールとして、コーヒーと共にどうぞ。
(VANITY) 2012年6月 9日 22:42
ハモンイベリコの出汁を使って。。。
ハモンイベリコベジョータの骨を煮出しています。このアニメの中に出てきそうな骨がイベリコベジョータの生ハムの骨です。
生ハムを薄くスライスしていくと中から骨が出てきます。この骨を3回ほど水からゆでこぼした後、3時間位炊き続けることにより、生ハムの出汁が取れます。生ハムの上品な香りの生きた出汁です。
この出汁と生ハムの豊富な脂を使って作ったリゾットがこちらです。
生ハムと相性の良いアスパラガス、ポーチドエッグを組み合わせて作ったリゾットは間違いない旨さです。お客様に提供する際に目の前でサービススタッフがパルメザンチーズをお好みの量をおかけいたします。
(VANITY) 2012年6月 6日 22:43
IYAZ
本日レストラン後のラウンジタイムにIYAZというアーティストが来店し、スペシャルライブを行います!混雑が予想されますのでお早目のご来店をお勧め致します!!
VANITY LOUNGEでは様々な海外の有名アーティストを招聘しておりますが、そんな海外の有名アーティストに食事を提供するという僕らの仕事も、ここVANITY LOUNGEでないとなかなか出来ない仕事なんじゃないかと思うのです。
(VANITY) 2012年6月 6日 22:43
マリー・アントワネットの教訓
世界には3大料理という物があります。中国料理、フランス料理、トルコ料理です。
一番最後のトルコ料理に関しては??がつく方も多いかもしれませんが(僕もそうですw)、一応トルコ料理が入るようです。たぶん歴史的な背景からだと思いますが、そもそもこの3大料理というのも誰がどこで決めたのかわからないので。
中国料理は納得です。10何億という人口の数、どこの国に行っても華僑と言われる中国人がいて、どこの国に行ってもチャイナタウンはあります。そして中国そのものの歴史がやはりあるので。歴史があれば料理も細分化されるもので、さまざまな調理法が生み出され、さまざまな料理があるはずです。僕は洋食のコックなので詳しくはわかりませんが。。。
さてフランス料理ですが、一応僕が一番得意?とするところなので、若干詳しく書くことが出来ます。w
フランス料理はもともとイタリア料理から来るものです。その昔カトリーヌ・ド・メディチというイタリアのお姫様がフランスのアンリ2世?(たしか。。。)という王子様の元に嫁いだ時に、イタリアから料理人を引き連れてフランスに行ったと言われています。それからイタリアからもたらされた調理法や技法がフランスの宮廷で進化したそうです。フランス料理は高級な料理というイメージがついたのもこのことからだと考えられます。
その後1789年のフランス革命でルイ16世?(たしか。。。)が処刑された際に、宮廷に抱えられていた料理人は職を失ったため、街で料理を売りにする店を始めました。これがレストランの始まりだと言われています。それまでは庶民では口にすることのなかった料理が、元宮廷料理人達が街で腕を振るうようになって、ようやく庶民の口になったのです。
まあそんなこんなで現代社会に生きる我々は、さまざまな飲食店がある世の中で生活しているのです。時代は変わって、さまざまな国の料理を身近に口にすることが出来るようになり、食べるに困ることもなくなりました。飽和社会というものです。
フランス革命が起きる前、まだルイ16世が贅を尽くしていた時代、その王妃マリー・アントワネットは食べるパンが無くて困っている庶民に向かって言いました。
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。」
現代社会であっても食産業を担う一人として、マリー・アントワネットになってはいけないと思うのです。
(VANITY) 2012年6月 5日 21:57
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