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マリー・アントワネットの教訓

世界には3大料理という物があります。中国料理、フランス料理、トルコ料理です。

 

 

一番最後のトルコ料理に関しては??がつく方も多いかもしれませんが(僕もそうですw)、一応トルコ料理が入るようです。たぶん歴史的な背景からだと思いますが、そもそもこの3大料理というのも誰がどこで決めたのかわからないので。

 

中国料理は納得です。10何億という人口の数、どこの国に行っても華僑と言われる中国人がいて、どこの国に行ってもチャイナタウンはあります。そして中国そのものの歴史がやはりあるので。歴史があれば料理も細分化されるもので、さまざまな調理法が生み出され、さまざまな料理があるはずです。僕は洋食のコックなので詳しくはわかりませんが。。。

 

さてフランス料理ですが、一応僕が一番得意?とするところなので、若干詳しく書くことが出来ます。w

フランス料理はもともとイタリア料理から来るものです。その昔カトリーヌ・ド・メディチというイタリアのお姫様がフランスのアンリ2世?(たしか。。。)という王子様の元に嫁いだ時に、イタリアから料理人を引き連れてフランスに行ったと言われています。それからイタリアからもたらされた調理法や技法がフランスの宮廷で進化したそうです。フランス料理は高級な料理というイメージがついたのもこのことからだと考えられます。

 

その後1789年のフランス革命でルイ16世?(たしか。。。)が処刑された際に、宮廷に抱えられていた料理人は職を失ったため、街で料理を売りにする店を始めました。これがレストランの始まりだと言われています。それまでは庶民では口にすることのなかった料理が、元宮廷料理人達が街で腕を振るうようになって、ようやく庶民の口になったのです。

 

 

まあそんなこんなで現代社会に生きる我々は、さまざまな飲食店がある世の中で生活しているのです。時代は変わって、さまざまな国の料理を身近に口にすることが出来るようになり、食べるに困ることもなくなりました。飽和社会というものです。

 

 

フランス革命が起きる前、まだルイ16世が贅を尽くしていた時代、その王妃マリー・アントワネットは食べるパンが無くて困っている庶民に向かって言いました。

 

「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。」

 

現代社会であっても食産業を担う一人として、マリー・アントワネットになってはいけないと思うのです。

 

 


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